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ハンジョウのしゃべり方 -      ドタバタ主婦の中国杭州(ハンジョウ)便り
 

     ドタバタ主婦の中国杭州(ハンジョウ)便り

2008.4~2010.3、美しく豊かな杭州滞在記。 
 

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ハンジョウのしゃべり方

初めてハンジョウに来た今年4月、空港からのタクシーの中から椿がきれいに咲いてるのが見えました。
運転手さんに「あの花はなんて言うの?」と聞いてみたら 「ツァーホァー〔ca1 hua1〕」 と答えてくれましたが、「ツァー」が何のことか見当つかず、どう書くのか聞いたら、

茶花

と書いてくれました。それでようやく「あ、『チャーホァー〔cha1 hua1〕』のことか!」とわかりました。

それが最初に気づいたハンジョウなまりです。

「ハンジョウなまり」は中国の国内標準語「普通話(プートンホァ)」のハンジョウ独特の発音のことです。
他に標準語とは全く別のハンジョウ言葉もあるようだけど、こちらはまだ耳にする機会もないし全くわからない(耳にしてるかもしれないけどそれすら分からない。)のでここでは標準語のハンジョウなまりの話をします。

特徴(あくまで個人的見解です。)

・「h」の発音がない。 → 「チャ」「シャ」「ジャ」が「ツァ」「サ」「ザ」になります。最初は日本のズーズー弁みたいな印象でした。

・有気音が弱い。 → 「t」「p」「k」「q(「チ」)」「c(「ツ」)」は思い切り空気を出す発音なのでツバも一飛んできそうな気がするんですがこちらではその空気が弱く、そうすると日本語の「t」「p」「ch」「ts」の音にすごく近くなります。

・語尾に「r」がつかない。 → 北京人には激しい「北京なまり」があります。その最大の特徴が巻き舌音がきついこと。北京人ほどじゃなくても標準語にも語尾にrが付く言葉があるのですがハンジョウではこれが一切省略されるような気がします。「ディアー」の発音が「ディエン」となり、結構違う印象です。


まだ私は聞き取りに苦労してますが、最初の中国語をハンジョウなまりで教われば日本人にはしゃべりやすい、聞き取りやすい発音だと思います。
北京から最初にハンジョウに来たときは「あれ?今どっかで日本語聞えた?」っていちいち気になったくらいですから。ちなみにうちの子たちには韓国語に近いように聞えたそうです。

同じ「標準語」とはいえ言葉遣いや物の名前にも北京とは違いを感じます。
会話の終わりにいちいち「スブス?(是不是?)」とつけるとか肉の部位の呼び方が北京と違うとか。

でもありがたいことにハンジョウでは発音によって露骨に差別されることはないようです。
これは上海がひどいと有名です。
上海発音(上海語?)以外は一切認めず、正しい標準語まで「それは間違ってる!」と正されてしまいます。
日本人が恐れる「反日感情」などの外国人差別よりも中国内外地人に対する差別の方がよほどひどく、想像を絶します!
店では上海発音じゃない人に対しては価格まで違うそうです。
そのせいかどうか、上海から来たクイニチの先生方が、中国語の先生に普通語発音に直されてもなかなか直らないと長女が言ってました。

いや、うちの家族もハンジョウ発音に直そうとしてないから同じか!
(学校の中国語の先生は正しい標準語発音を話し、教えてくれます。)

いやいや、ハンジョウ発音どうこうより、まず私の中国語能力をもっとなんとかしなきゃ!!
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FC2ジャンル : 海外情報  中国
 
 
Comment
 
245    2008.08.10 Sun 05:57 
中国ほどの大国になれば同じ国でも地方によって発音が違うことがわかりました。その中でもちゃんと対応できるpea様の言語能力に敬意を表します。小国の日本でも今から50年ほど前までは地方によって言語や発音が違っていました。幼少時に育った秋田の田舎では「秋田弁」が共通語?でしたので私もズーズー弁で話していました。有名な秋田弁を紹介します。「どさ?」「えさ!」⇒翻訳⇒「どこへ行くの?」「家に行くの!」となります。バルザックと出版社の「?」「!」に次ぐ短いやり取りではないでしょうか!
#mQop/nM.凧男URL [コメントの修正]
246  ●凧男さん  2008.08.10 Sun 08:56 
「どさ?」「えさ!」手軽でいいですね。

日本の地方による言葉や発音の違いは現存しますよ。
先生も児童生徒も日本各地から集まる日本人学校に行くと実感します。
特に今の学校は少人数で「メジャー」勢力がいない分皆それぞれ遠慮なくお国言葉でしゃべっていて、うちの子3人はそれぞれのクラスメイトの影響を強く受けて3人別々のなまりでおかしな(ごちゃまぜの)日本語をしゃべってます。
長男は先生方にアンケートを回して先生の人数分の方言の種類のレポートをまとめてました。
方言だけじゃなく、たとえば「じゃんけん」の掛け声の違いとかも興味深いです。

日本では横浜近辺しか住んでない私には方言て憧れでした。
247    2008.08.10 Sun 19:18 
ご長男さんが「先生の人数分の方言の種類のレポートをまとめてました。」とのこと、将来の金田一春彦ですね。「じゃんけんの掛け声の違い」という視点もスバラシイ感覚です。秋田の田舎では「ちーけーたー」と言っていた記憶があります。言い方としては「ちっけったっ」というような感じでした。…これ、ありましたか?このサイトでは千葉県の方が同じ掛け声になっていて驚きました。参考までに。http://homepage1.nifty.com/1976/jyanken/jyanken.htm です。
#mQop/nM.凧男URL [コメントの修正]
248    2008.08.10 Sun 21:17 
杭州イントネーションの分析お見事でした。
さすが同じ呉方言グループで上海と似ていますね。
巻き舌がないし、カタカナ表記できそうな発音なので日本人にはなじみやすいですね。
それにたぶん四声もそんなに強調されて聞こえないのでは?
私は中国語を初めて耳にし習ったのが上海でだったので、いまだに巻き舌がとても苦手です。
四声もくねくねできません・・・・(-_-;) 
上海の街ではよく「普通語で話しましょう!」という呼びかけの看板を目にしました。
若い人は発音は上海ですが、上海語はあまり話さなくなってきているようです。
北京に来たときには中国語の教科書どおりにみんな話しているなぁと感心しました。(巻き舌きついですけど・・・でも巻き舌は口気を柔らかに雰囲気にするそうです。)
以前、南京、揚州、に行った時はほとんど聞き取れませんでしたし、蘇州、松江は上海に近いですけど蘇州弁、松江弁もありますね。ほんとに面白いけど考えてみたら日本語も同じですね。
中国の小学校はすべて普通語で学習しますが、それぞれの地方言葉はみな口語です。小さい頃から耳で覚えるのですね。でも普通語がちゃんと読み書きできれば中国どこへ行っても大丈夫。(聞く話すは難しいけど・・)日本人は漢字が使えるので本当にありがたいです。
上海は確かに外地人(中国内で上海以外の地方)を差別するようなところがありますが、中国の中では一番外国人が好きなひとたちと思います。ですから国際結婚が一番多いのが上海らしいですよ。
杭州も留学生が多そうだし、外国人にやさしい街なのではないですか・・?
それぞれの地方語をマスターするのは不可能ですが独特な言葉を集めると面白いですね。
普通語の中にちょこっと地方言葉(単語)を入れるとすごく喜んでもらえることうけあいです。
じゃんけん言葉のコレクション面白いですね!さすがpeaさんのおぼっちゃまん!
中国語では石(グー)、はさみ(チョキ)、布(パー)・・・というのもおもしろいですよね。
ほんとに中国って興味がつきないし、日本とつながっているんだなーと実感します。
#-のりりんの母URL [コメントの修正]
249    2008.08.10 Sun 23:53 
 以前、「留学生へのインタビュー」という学習を国内でしたときのことを思い出しました。

 中国人が一人いましたが彼は「どこから来ましか?」の質問に対して「上海」とこたえ、生徒が「チャイニーズですね」と返しても「上海です!」と肯定してくれませんでした。
 プライドの高い「上海人」というウワサ…本当なんだなぁと感じたものです。

 ちなみに、イギリス人も発音に対しては偏屈ですぞ。I井千Eさんなどはニューヨークなまりを強制的に直されてふくれっ面になっていたのを思い出します。

 ちなみに私も未だに can't の発音は直せませんし、職場では「北海道弁」で通しています(笑)
#-小太郎のパパURL [コメントの修正]
250  Replies  2008.08.11 Mon 01:16 
●凧男さん

「ちっけっぴ、(あいこでは)ほーれっぴ」というのは聞いたことあります。
私が通った横浜市内の3つの小学校だけでもそれぞれ微妙に掛け声が違いましたから、恐らくこの研究をしたらかなり莫大なサンプルが集まると思います。

ご紹介のサイト、忘れかけてた懐かしい掛け声もあり、思い出に浸ってしまいました。。。


●のりりんママさん

なるほど四声にも違いが・・・・あ!そう言えばどこか南では四声どころじゃなく九声も違いがあるって聞いたな。広東語のことかな???
中国語、奥深いですね。

上海人が外国人好きというのはうなずけます。その辺は横浜と似た歴史的背景があって親近感覚えます。
「普通語で話しましょう!」にはクスッと笑った!

中国のジャンケンの言い方も調べたら面白そう。
北京では「ツァイディングー!」だったけどこちらでは「石头剪刀布、一二三!」と言うそうです。

のりりんママさんは巻き舌が苦手とおっしゃるけど、のりりんママさんの博学ぶりには毎度舌を巻きますよ!


●小太郎のパパさん

上海人が北京に対して特に対抗意識が強いのも有名。その辺は大阪人と似た心境でしょう。実力、実績伴ってますから、無理ないことだと思います。

イギリス人はアメリカ発音が大嫌いでしたねー。綴りだって「英語」の授業で習う日本の教科書通りのスペルを現地人講師の「英会話」で答案に書くとバツつけられて減点されましたし。
私は今でもアメリカ発音の英語がほとんど聞き取れなくて困ります。イギリス発音だと意味わからなくても単語はわかって、調べることができるのだけど。
こたパパさんは、職場で違う地域の英語に囲まれてると言ってたけどそれも面白そう。

チィのふくれっ面、目に浮かぶ!!ヾ(^▽^*
251  ColorとColour  2008.08.11 Mon 06:21 
私もテストで「Color」と書いて×をつけられ、なんで???と思った記憶があります。

日本語ですら、北海道・東北・関西・九州と言葉が全然違うのですから、中国語だって
英語だって、そりゃ違いますよね~。
しかも、英国人の発音ならまだしも、各国出身の方々の英語がまた聞き取れなくて(涙)。
苦労してます・・・とほ。
#q8Dsx8AUSatokoURL [コメントの修正]
253  ●Satokoさん  2008.08.11 Mon 13:20 
「各国出身の方々の英語」・・・
これもクセモノよね!「北京なまりの英語」「ハンジョウなまりの英語」もそれぞれ違うだろうし。

オリンピックの中継(中国のチャンネルでしか映像が見られない。)で今苦労してるのは(ワールドカップのときもそうだったけど)外国の国名や選手名が聞き取れない、読み取れないこと。
わかったときには「この名前をこう呼ぶか!」と可笑しかったりするんだけど、これはきっと日本でカタカナ発音にするのと同じよね。
258  是不是  2008.08.12 Tue 08:27 
中国の国内での差別、興味深いです。上海の人がそんなにプライドが高いとは知りませんでした。
ところで、ハンジョウの人たちが最後に「是不是?」とつけるのは、「~でしょ?」みたいなニュアンスなの?
#-TomokoURL [コメントの修正]
260  ●Tomokoさん  2008.08.12 Tue 08:48 
「是不是?」はおっしゃるとおり「~でしょ?」だと思います。
横浜(以外ではどこまでが範囲か知らない。)で言う「~じゃん?」に当たるのかと考えてます。
文末のここって日本でも一番地方色が出る部分 じゃん?^^
263    2008.08.12 Tue 12:05 
久し振りの訪問です。台湾で話されている中国語も、似ているかも?南方はそんな感じだそうです。私にとっては、北京語よりもわかりやすいのは、確かです。
#-MeijiaURL [コメントの修正]
265  ●Meijiaさん  2008.08.12 Tue 17:04 
うわ、開幕式にお休みがもらえたのね!お疲れ様!!

台湾で話されてる中国語ってまだよくわかりません。
基本的に普通語なの?

オリンピックの日本の報道を見ながら「この人もMeijiaさんの世話になってるのかしら?」なんて思いながら思わず記者をチェックしてます。
ご活躍を心から応援してますからね~!
276    2008.08.14 Thu 20:43 
台湾の中国語は基本的には普通語ですが、漢字が繁体字です。(大陸は簡体字)
ピンインの表記も違いますよね。
大陸は四声を数字で表しますが、台湾では面白い記号みたいのだったような気がします。
アクセントは南方系ですね。
台湾は福建省から来た人たちを中心にできた国ですから。
台湾語も面白いのがありますね。
大家好!(ダージャーハオ!)(みなさんこんにちはの意味)
台湾語では大家好は「た、け、ほっ」と聞こえます。
#-のりりんの母URL [コメントの修正]
280  ●のりりんの母さん  2008.08.16 Sat 07:30 
台湾は普通語なのですね。

中国語の辞書で漢字の読みに見たことない記号が書いてあり、何かと思ったら台湾の文字(?)と知ってびっくり。
すぐ隣の国なのにそういう文字の存在すら知らなかったのがちょっとショックでした。








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夫の転勤に伴って2008年4月~2010年3月を杭州〔ハンジョウ〕で過ごし、「犬も歩けばネタにあたる」の中国での「見て見て!聞いて!」と書き連ねてます。

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